この記事の結論
- 3千円・1万円・3万円のそれぞれで、実際に何をいくつ組み合わせれば予算に収まるかを具体的に試算できる
- 同じ予算でも「足音対策」中心か「話し声・楽器対策」中心かで、買うものの組み合わせは大きく変わる
- 予算を使い切る前に、まず悩みの発生源に一番近いグッズ1つへ集中させる方が、体感効果を得やすい
前の記事では、防音対策にかける予算を「3千円以内」「1万円以内」「3万円以内」の3段階に分けて、それぞれどこまでできるかを紹介しました。
ただ、「3千円以内でだいたい何ができる」という話だけでは、実際に何をカートに入れればいいのか、まだイメージしづらい人も多いはずです。
この記事では、その3段階の予算それぞれについて、実際の商品カテゴリと目安価格を組み合わせた内訳シミュレーションを作ってみます。
なお、ここで挙げる価格はAmazonや楽天市場などで実際に流通している価格帯をもとにした目安であり、特定の商品を指すものではありません。
商品のグレードやサイズ、部屋の広さによって前後する点はあらかじめご了承ください。
1. 3千円プランの内訳。まず1つ試してみる段階
3千円プランは、「まだ実際に注意されたわけではないが、なんとなく不安を感じ始めた」という段階に向いています。
このプランでは、悩みの発生源を1つに絞り、そこに予算を集中させるのがポイントです。
足音・振動が気になる場合
| グッズ | 内容の目安 | 価格の目安 |
|---|---|---|
| 防振ゴム | 4個セット、洗濯機や家具の脚に | 900〜1,200円 |
| ジョイントマット | 4枚セット、玄関〜洗面所など狭い範囲に | 1,000〜1,600円 |
合計はおよそ1,900〜2,800円です。
部屋全体ではなく、まず音の発生源に一番近い場所だけに絞って対策する組み合わせになります。
話し声・オンライン通話が気になる場合
| グッズ | 内容の目安 | 価格の目安 |
|---|---|---|
| 隙間テープ | ドア用・窓用あわせて2本 | 800〜1,000円 |
| 吸音シート(小) | ドア裏や壁の一部に貼るタイプ | 1,200〜1,700円 |

合計はおよそ2,000〜2,700円です。
音漏れの多くはドアや窓の隙間から起きるため、まず隙間を塞ぐことから着手する組み合わせになります。
2. 1万円プランの内訳。対策の範囲を広げる段階
1万円プランになると、狭い範囲だけでなく部屋全体、または窓1つ分をまるごとカバーできるようになります。
「生活スタイルが変わった」「引っ越したばかりで先に対策しておきたい」という段階に向いています。
足音・振動が気になる場合
| グッズ | 内容の目安 | 価格の目安 |
|---|---|---|
| ジョイントマット | 6畳相当、部屋全面に敷けるセット | 5,000〜7,000円 |
| 防振ゴム | 洗濯機・家具用に複数箇所 | 1,200〜1,500円 |
| 隙間テープ | ドア・窓まとめて | 800〜1,000円 |
合計はおよそ7,000〜9,500円です。
部屋全面をマットで覆いつつ、家電の振動と隙間からの音漏れも合わせてカバーする組み合わせです。
話し声・オンライン通話が気になる場合
| グッズ | 内容の目安 | 価格の目安 |
|---|---|---|
| 防音カーテン | 1窓分(幅・丈は部屋による) | 5,000〜7,000円 |
| 吸音パネル | 2枚、話し声が抜けやすい壁に | 1,500〜2,200円 |
| 隙間テープ | ドア用 | 500円前後 |
合計はおよそ7,000〜9,700円です。
窓からの音漏れをカーテンで、壁からの音漏れをパネルで、それぞれ分担してカバーする組み合わせになります。

予算が余ったからといって、同じカテゴリのグッズを重ねて買い足すよりも、まだ手を付けていない別の発生源に予算を振り分ける方が、体感できる効果は大きくなりやすい傾向があります。
たとえば足音対策に7,000円使ったら、残りは隙間テープなど別カテゴリに回す、という考え方です。
3. 3万円プランの内訳。楽器や複数の悩みに対応する段階
3万円プランは、ピアノやギターなど楽器演奏の音、あるいは足音と話し声の両方など、はっきりした発生源が複数ある場合に向いています。
| グッズ | 内容の目安 | 価格の目安 |
|---|---|---|
| 防音カーテン | 1窓分 | 5,000〜7,000円 |
| 吸音パネル | 6枚セット | 6,000〜8,000円 |
| 楽器用の防振マット | ピアノ・ドラムなど楽器の下に敷くタイプ | 8,000〜11,000円 |
| 隙間テープ・防振ゴム | ドア・窓・家電まとめて | 2,000〜3,000円 |
合計はおよそ21,000〜29,000円です。
楽器用の防振マットは種類によって価格の幅が大きいため、楽器別の防音グッズの選び方もあわせて確認しながら、どのグレードにするかを決めるとよいでしょう。

4. 予算を追加していくときの考え方
3千円から始めて、様子を見ながら1万円、3万円と予算を追加していく場合は、すでに買ったものを無駄にしない順番で足していくことが大切です。
- 同じ発生源のグレードを上げる:狭い範囲のジョイントマットを部屋全面用に買い足す、など
- 別の発生源に広げる:足音対策のあとに話し声対策を追加する、など
- 季節や生活の変化に合わせて見直す:楽器を新しく始めた、ペットを迎えたなどのタイミングで再検討する
最初から3万円プランを目指す必要はなく、3千円プランで効果を実感できた発生源から優先的に予算を積み増していく方が、無駄な出費を避けながら進められます。
今日のアクション
- 自分の悩みが「足音」寄りか「話し声・楽器」寄りかを確認する
- 該当する内訳表を見て、まず3千円プランで何を買うか1つ決めてみる
- 効果を感じたら、同じ発生源を強化するか、別の発生源に広げるかを次のタイミングで検討する
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- 元の記事:➔ 防音対策、いくらから始められるか。予算別の始め方3パターン
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